「テイルズオブシンフォニア ラタトスクの騎士」でのセリフ。
どうしたの、エミル……
僕が大樹カーラーンの精霊でマーテルが新しい世界樹の精霊……か。二人も樹の精霊がいるなんて……
二人ではないと思いますよ
どういうことだ
そもそも大樹カーラーンはエルフの故郷であるデリス・カーラーンを守る樹だったそうです
ですから、単純に樹を移してしまうとデリス・カーラーンも滅んでしまう
そこでエルフはデリス・カーラーンにも大樹を残した。だからもう一人樹の精霊がいる
それが本当なら、こちらの大樹が枯れた時にその樹の精霊の力を借りられたのではなくて?
そちらの樹から大いなる実りをもらうとか……
……それは無理でした
デリス・カーラーンの大樹はこちらの大樹から、いわば株分けするような形で生まれた樹
自らの種子である大いなる実りを生み出す力はなかったのだ
遠い未来には、あちらの大樹もそれだけの力を持ちうるのかも知れませんが……
それに、樹の精霊からの力を借りようにもすで我らは精霊からの信頼を失っていたしな
……それでクルシスが作られたって訳か……
あ……あの。お話が見えないんですけど……
それって、この世界が二つに分けられていた頃の話?
世界が二つに分けられる原因となった話です
要するに、この大地と違う場所にはやはりマナを生む大樹がありそこに樹の精霊がいるという話ですよ
その樹の精霊は僕とどんな関係なんだろう
株分けされた存在ですから親子……でしょうかね?
……エミル……酷いよ。隠し子がいたなんて……
えぇえええええぇっ!? どうしてそうなるの!?