ユアンさまセリフ集(ファンダムvol.2)

ファンディスク「テイルズ オブ ファンダム vol.2」内の「もうひとつの交響曲」でのセリフ。

ガオラキアの森で 〜回想〜 【無視する】

クラトス

………。

ユアン

……それでも無視か。

ミトス

フォローしたらしたで怒る癖に。

ユアン

怒
だ、黙れ!

ミトス

黙ったら黙ったで、寂しいんでしょ?

ユアン

照れ
う、うるさい! 大人をからかうのも大概にしろ!

クラトス

うるさいのはおまえだ、ユアン。じゃれるのは後にしろ。

ユアン

………。

マーテル

ユアン。元気を出して。気を取り直して、群生地を探しましょう。ね?

ユアン

……ああ。

マーテル

えっと……。確かここを左に行くと、魔のガオラキアだったわね。
でもガオラキアの森に、花なんて咲いているのかしら。

ユアン

そうだな。それに確かファンダリアは、山でも根付く花だ。
ならば右に進んだ先の山間に、噂になっているファンダリアの群生地があるのかも知れん。

ミトス

だけど、ファンダリアはオゼット風邪の流行でみんなが探してるんだよ?
山に群生地があるなら、みんなとっくに見つけていそうな気がする。
山側に行っても無駄なんじゃないかな。

クラトス

ふむ。そうすると、まだ噂の域を出ないファンダリアの花の群生地は、逆に平地にあるのかも知れぬな。

マーテル

なら、やっぱりガオラキアの森の奥かしら。あの辺りは確かに人が踏み込まない場所だし。

ミトス

この辺りの魔物はそんなに強くないから、二手に分かれてみようか?

クラトス

確かにこの場所なら問題なかろうが……。

ミトス

じゃあ、どうやって分かれようか。

ユアン

クラトスとマーテルは癒しの術が使えるのだから、分かれた方がいいだろう。

ミトス

クラトスは? クラトスの考えを聞かせてよ。

クラトス

そうだな。比較的安全とはいえ、ガオラキアの森の奥までそうだという保証もない。
その点では右の道より左の道の方が危険だ。
戦力を分散するというなら、左には私が行こう。

ユアン

危険だというなら、私が行くべきだ。

マーテル

あら、危険なら尚更、回復役は必要だと思うわ。

ミトス

ボクならクラトスの足を引っ張ることはないよ。ボクはクラトスの一番弟子なんだからね。

クラトス

……では全員でガオラキアの森方面に行くのか?

ミトス

うーん、それだと無駄が多いよ。やっぱり二手にわかれるのは確定。

マーテル

では、誰がガオラキアの森を抜けるの?

ユアン

ならば私とマーテルでよかろう。

ミトス

なんで? ボクとクラトスだって、ボクと姉さまだっていいでしょ?

ユアン

何故私を外す?

ミトス

もう。回復役は二手に分けようって言い出したのはユアンだよ。

ユアン

それはそうだが……。

マーテル

でもね? 危険だからこそ、回復役が二人で向かうという考え方もあると思うの。

クラトス

(……正直なところ、誰でも構わんのだが……)

ミトス

じゃあ、クラトスが同行者を決めてよ。それで二組に分かれて、その後はじゃんけん。

クラトス・ユアン

ぐにゃぐにゃ

クラトス

じゃ……じゃんけん……?

ユアン

そんないい加減な……。

マーテル

まあ、それがいいわね。

ユアン

照れ
……そ、そうか。マーテルがそう言うならそうしよう。

クラトス

ぐにゃぐにゃ
………。

ユアン

照れ
な、なんだクラトス! その冷たい視線は!

ミトス

で、クラトスは誰を同行者に選ぶの?

クラトス

そうだな。誰でも構わないが、敢えて選べというなら……。

選択肢

ミトスと共に行こう
……ユアン、にするか
……ではマーテルと共に行こう